生活習慣病にならないために!~脱・メタボ~①
生活習慣病とは
糖尿病、高脂血症、高血圧は食生活の乱れからくる生活習慣病と言われています。遺伝的要素の場合もあるのですが、多くは食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足が原因です。
生活習慣病が進むと動脈硬化になりやすく、心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクが高まります。糖尿病、高脂血症、高血圧の危険因子が3つ揃うと心筋梗塞の発症リスクはなんと36倍になります!
メタボリックシンドロームとは
生活習慣病の前段階です。メタボ該当者になると特定保健指導の対象となります。血糖、脂質、血圧の項目と喫煙歴から当てはまるリスクの数によって支援の期間が変わります。
特定保健指導とは
健康診断でメタボの判定がついた人のうち当てはまるリスクの数によって、積極的支援か動機付け支援に分けられます。(上の表参照)
どちらも初回面談から最終評価まで3~6か月の支援期間ですが、積極的支援の場合は初回面談と最終評価の間に生活改善の状況を聞かれる継続支援も月に1回くらいあります。方法や期間は加入している健保によって様々です。
特定保健指導をするのは、医師、保健師、管理栄養士です。
少しの心がけの積み重ねが大事
生活習慣病は怖い病気です。メタボはその一歩手前、まだ生活改善で病気を回避できる段階です!少しの心がけで生活習慣病にならないですむならいいと思いませんか♪
例えば、ごはんの大盛りを小盛りに変えるだけで約130kcal減らせます。食後のクレームブリュレを我慢するだけで約240kcal抑えられます。いつもより20分多く歩くだけで約50kcal消費します。
今は大丈夫と思っている方、ちょっと心当たりがある方!将来、健康で過ごせるために自分の食生活を振り返ってみましょう!
特定保健指導の詳しい内容や具体的な生活改善の方法などは、また次回☆
それでは、明日も良い1日を☆